FPコラム:医療保険とがん保険の優先順位とは?

日々、お客様と接していると、がん保険に関するご質問をいただくことは非常に多いです。

特に最近、有名芸能人の方のがん死亡やがん告知等の話題が続いたこともあり、がん保険への関心が高まっているようにも思えます。

例えば、以下のようなご質問をよくいただきます。

「医療保険とがん保険の違いって何ですか?」
「医療保険に加入しているのでがん保険には加入しなくいいですよね?」
「まだ20代でがんにならないと思うのでがん保険なんてまだ入らなくていいですよね?」
「医療保険とがん保険、どちらも必要性を感じているのですが、両方加入するのは予算的に厳しい。どちらか1つだけ加入するとしたら医療保険とがん保険どちらを優先するべきですか?」

こういった皆さまの疑問に、ご回答したいと思います。

医療保険とがん保険の違い


医療保険とがん保険の保障範囲
画像:「医療保険」と「がん保険」の保障範囲の違い

回答をご紹介する前に医療保険とがん保険がどのような保険か確認してみます。

医療保険
「がん」を含むあらゆる病気やけがの入院や手術を保障する保険
「医療保険選び13のポイント」

【がん保険】
「がん」の入院や手術などを保障する保険

医療保険は医療全般の保障でがん保険はがんだけの保障ということです。
つまり保障の対象範囲は、がん保険に比べ医療保険の方が圧倒的に広いということになります。

これらを踏まえたうえでも、私は「がん保険」の加入を優先すべきという立場を取ります。

医療保険よりがん保険を優先すべき理由


がん保険を優先すべき理由
画像:がん保険を優先すべき理由

理由は以下の通りです。

【医療保険の優先順位を下げる理由】

  1. 通常の病気やけがでの治療は、保険診療となる場合がほとんどである
  2. 治療費の自己負担額は3割である
  3. 一定の自己負担額を超えた場合は、治療費の自己負担額は限定的である( ⇒ 高額療養費とは )
  4. 療養期間中に会社から給与などを受取れなくなった場合、一定の所得が補償される(会社員で健康保険加入の場合)。( ⇒ 傷病手当金とは )

【がん保険を優先させる理由】

  1. がん治療では保険外診療や、先進医療を選択する可能性がある
  2. 高額療養費の対象とならない治療を選択した場合、治療費を全額自己負担しなくてはならない
  3. 莫大な治療費の捻出のために、経済的に破綻する可能性すらある( ⇒ がん治療費.com

もしもの時に、

医療保険 ⇒ 加入しておくと助かる
がん保険 ⇒ 加入していないと一大事

という位置付けです。
保険を使わなくてはいけない場合の費用対効果が医療保険とがん保険では全く違うのです。

 

そういうことで、医療保険とがん保険、どちらか1つだけを加入するとしたら、「がん保険」を優先させることを私ならばご提案します。
※かといって医療保険は不要というわけではありません。

また20代でまだ保険の必要性を感じていない方でも、がん保険くらいは加入しておいた方がいいというのが私の考え方です。

ご参考にしてくださいね。

株式会社ロムルス 佐々木昭人
実際のお客様との対話のなかで頻出される生命保険に関する質問や問題点などを掲載し、豊富な経験に裏付けられたプロとしての回答や消費者目線での「知りたい情報」を満載させています。

 

ホームページ:http://www.romluss.com
ブログ:http://ameblo.jp/aki-rom/
保険見積:http://webby.aflac.co.jp/romluss/

この記事をシェアしよう!
 

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

ドコマドニュースの最新記事をお届け!