FPコラム:「入院5日目から保障」初日からに切替えるのは本当にお得か!?【医療保険選び13のポイント】

今週も医療保険選び13のポイント」について、ポイントごとに掘り下げて解説していきましょう。

医療保険選び13のポイント(前回記事)
http://news.hoken.dokomado.jp/article/3149

今回は、免責日数入院した場合、何日目から給付金が支払われるか(5日目、1日目など)について解説したいと思います。

医療保険の入院給付金、トレンドは入院一日目から保障


入院給付金の免責日数の有無
画像:医療保険、入院給付金の免責日数

最近では入院1泊目から保障される医療保険が当たり前になってきました。なかには「日帰り入院から保障しますよ!」ということを売りにしているCMも見かけます。
しかし、以前の入院保険では、入院5日目からや8日目からというものが一般的でした。またもっと昔の入院保険は、20日以上入院しないと入院給付金が支払われないといった保険もあります。

たしかに医療技術の進歩やその他医療分野の環境の変化によって、入院日数は減少傾向にあり、その環境の変化に対応すべき保険を各保険会社が開発をした結果、現在では「1泊2日からの保障」というのが主流となっています。
もちろん免責日数がなく、短期間の入院でも入院給付金が支払われた方がいいとは思います。

しかし、長年掛けてきた入院保険を「1泊からの保障となっていないから」という理由のみで、新しい入院保険に切り替えることが本当に合理的なのかということになると、多少の疑問を持っていただいた方が良いのでは?というのが今回の記事のポイントです。

医療保険の入院5日目から保障。初日からに切替えるのは本当にお得?


入院日額の切り替え本当に得か
画像:入院1日目から保障に切替えたら?

あくまでも例としてあげますが、以下のようなことを考えてみてください。

○現在の保険:入院5日目から保障
○提案を受けている保険:入院1日目から保障 保険料は月1,000円UP
○入院日額はともに10,000円
○5年後に5日間の入院

A.現在の保険を続けた場合

入院給付金:0円

B.切り替えた場合

入院給付金:50,000円(10,000円×5日間)
支払い保険料の増額分:60,000円(1,000円×12か月×5年間)

いかがでしょうか。

入院給付金50,000円を得るために保険料を60,000円多く支払った結果、トータルでは5年間で出費が10,000円多くなってしまいました。
これはほんの一例ですが、「樹を見て森を見ない」とこのような結果を招きかねないということですね。

 

保険を見直す場合、特に内容や検討すべきポイントが多岐にわたる「医療保険」の見直しにあたっては、「何日目からの保障か」というような1つのポイントだけで判断せずに、保険料やその他の内容を見ながら全体として判断していくことが必要ですね。

株式会社ロムルス 佐々木昭人
実際のお客様との対話のなかで頻出される生命保険に関する質問や問題点などを掲載し、豊富な経験に裏付けられたプロとしての回答や消費者目線での「知りたい情報」を満載させています。

 

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