FPコラム:入院日額の設定はいくらが妥当か?【医療保険選び13のポイント】

先日の記事、医療保険選び13のポイント」について、今後、ポイントごとにさらに掘り下げて解説していきたいと思います。

医療保険選び13のポイント(前回記事)
http://news.hoken.dokomado.jp/article/3149

まずは、入院日額はいくらが妥当か?というポイントから。

不安と保険料どちらを取る?入院日額はいくらが妥当?


入院日額妥当か
画像1:入院日額の悩み

 

医療保険についてのご質問で多いのが以下のようなご質問です。

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医療保険の日額は、
5,000円とか10,000円とかありますけど、
どのくらいが妥当なのでしょうか?

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保障を増やせば安心感がありますが、保険料も高くなってしまうし、保険料を安くしようと思って、保障を小さくすれば、それはそれで不安ですね。

保険会社から発信されている入院費用に関する統計データもありますが、保険診療分や高額療養費等を考慮しないで、「1日あたり平均15,000円かかります!」とあたかも高い保障が必要のような信憑性の欠けるデータが多いので、なかなかお客様に提示できるものが少ないのが現状でした。

しかし、生命保険文化センターのサイトに、多くの方に参考になりそうな優良なデータがありました。

今回は、そのデータを使って、「医療保険の入院日額はいくらが妥当か?」を検証してみたいと思います。

医療保険の入院日額はいくらが妥当か?(佐々木私案)


入院日額はいくらが妥当
画像2:入院日額いくらが妥当か

 

生命保険文化センター( http://www.jili.or.jp/index.html )によれば、入院時の自己負担費用の平均は約23万円 、平均入院日数は32.8日 となっています。

この2つのデータを使い、1日あたりの入院費用(自己負担費用)を算出します。

入院時の平均費用230,000円/平均入院日数32.8日=7,012円

この7,012円が全年齢帯、全入院事由の入院1日あたりの平均自己負担費用と考えることができますね。これに、家族が病院に通う際の交通費、入院にともなう衣料品等の諸雑費、その他の諸経費がプラスされます。

そうすると、やはり、医療保険の入院日額は、7,000円~10,000円が妥当ではないでしょうか?
5,000円だと少し足りない、7,000円だとトントン、10,000円だと余裕あり。

こんな感じですね。

 

もちろん、これらの数字は平均した額ですので、罹患した疾病や怪我の種類によっては、当てはまらない場合もあります。入院費が20万円以下であったとする人の合計は、60%を超えますので、半数以上の方は入院費がこの平均額を下回っていることになります。
しかし、100万円以上の入院費が掛かったという方も少なからずおられるため、あまり保障をむやみに削るのも危険ですね。様々な病気にかかるリスクをご自身の年齢などで考慮し、貯蓄額などを加味して最終的に判断されるとよいでしょう。

 

あとはお客様ご自身が保険料の予算を考えて日額を決めるとよいと思います。上記の生命保険文化センターのデータは、私個人の見解としては、信頼できる良質なデータだと思います。

 

是非、ご参考にしてください。

【参考文献】
公益社団法人生命保険文化センター
http://www.jili.or.jp/index.html
生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成25年度
厚生労働省「患者調査」/平成23年

株式会社ロムルス 佐々木昭人
実際のお客様との対話のなかで頻出される生命保険に関する質問や問題点などを掲載し、豊富な経験に裏付けられたプロとしての回答や消費者目線での「知りたい情報」を満載させています。

 

ホームページ:http://www.romluss.com
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保険見積:http://webby.aflac.co.jp/romluss/

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