FPコラム:ビールで理解!? 「掛け捨て」と「積立型」どちらの保険が良い?

 

掛け捨て積立型、どちらがいいですか?

 

生命保険をご検討しているお客様が質問されるなかでも、最も関心の高い疑問や悩みの一つです。生命保険の永遠のテーマといってもよいかもしれません。

私自身、「どちらがよい」と明確にお答えすることはできません。これらは性質が全く異なる保険で、どちらにもメリット、デメリットがあるからです。でも、その2種類の保険の特徴を示すことで、お客様のお役に立つことができればとも思っています。

掛け捨てと積立型の保険をビールに例えて考える


ビールに例えると
掛け捨てと積立型、この2種類の保険を以下缶ビール瓶ビールに例えてみます。

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■缶ビール
容量:500ml
価格:1本100円

■瓶ビール
容量:500ml
価格:1本1,000円
備考:酒屋に空瓶を持って行くと1本1,000円もらえる。※ただし10本単位
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■缶ビール
缶に入っている500mlのビールがあります。価格は1本100円。飲むたびに空き缶を捨てていきます。1日1本、10日間で10本飲んだ場合、1,000円の支出となりますね。当然、この1,000円は戻ってきません。ビールが飲みたいという10日分の欲求を1,000円で買ったということですね。

 

■瓶ビール
きれいな化粧瓶に入っているビールがあります。量は缶と同じ500ml。しかし価格が違います。価格は1本1,000円。缶ビールの10倍です。1日1本、10日間で10本飲んだ場合、10,000円の支出となりますね。ビール10本で10,000円。高いですね。

しかし、このビール、10日後に空き瓶10本を、ビールを購入した酒屋さんにもって行くと、10,000円で買い取ってくれます。つまり、ビールを買った価格を同じ金額があとから戻ってくるということです。これだと、実質的な費用負担は0円ですね。10,000円支払って、10,000円戻ってくるわけですから。

掛け捨てと積立型のメリットとデメリット


掛け捨てと積立どちらがいい

あなたはどちらを選びますか?

缶ビールのメリットは「安い」ことですね。瓶ビールのメリットは、「あとからお金が戻ってくる」ことですね。

一方。

缶ビールのデメリットは、掛け捨てということですね。払ったお金は空き缶を捨てるように、そのまま戻ってくることはありません。また、瓶ビールのデメリットは、「高い」ということです。いくら将来は戻ってくるからといって、毎回の支出は缶ビールの10倍です。支払っていくうえでは負担が重いかもしれませんね。

 

手元にお金を残しておきたい。お金を使う予定が近いである。といった場合は缶ビールを選ぶかもしれません。経済的な余裕があれば、瓶ビールを飲んで、瓶を買い取って貰った方が良いと思います。

缶ビールと瓶ビール、どちらが掛け捨てでどちらが積立型の生命保険を例えているのか。もうお分かりだと思います。

■缶ビール=「掛け捨て」
定期保険が掛け捨てタイプの代表的な保険です。

■瓶ビール=「積立型」
終身保険や養老保険が積立型の代表的な保険です。

 

生命保険の掛け捨てと積立型を、ビールに例えてみる。何となくでもイメージできたでしょうか?
みなさまは、どちらのビール(生命保険)がお好みでしょうか?どちらがよいということではなく、ご自身のニーズにどちらが合っているかを考えてみてください。また、掛け捨てと積立型を組み合わせるという方法もあります。ご参考になれば幸いです。

 

※あくまで、概要をご理解頂く「例え話」ですので、細かい点についてはご容赦下さい。
※「毎日飲む無類のビール好き」のお話です。

 

前回記事: 『貯金は三角、保険は四角』死亡保障の考え方

株式会社ロムルス 佐々木昭人
実際のお客様との対話のなかで頻出される生命保険に関する質問や問題点などを掲載し、豊富な経験に裏付けられたプロとしての回答や消費者目線での「知りたい情報」を満載させています。

 

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