毎月30万円得をする!?知らなきゃ損な「介護保険」の基準

介護保険のサービスを利用するまでのおおまかな流れが「わかりにくい」と悩んでいる人は多いと思いますが、介護保険制度を利用できれば毎月上限額として最大30万前後まで国が介護に必要な費用を負担してくれる非常に便利な制度です。
介護保険を受けるためにはいくつかの手順や審査がありますが、制度を利用することで直接的な金銭負担が減り、提供される各種サービスを受けることで昨今問題になっている「介護疲れ」等の心身の負担も軽減することができるので、この機会にぜひ介護保険の活用を検討していただきたいです。

介護保険認定の流れ


介護保険認定
出典:http://www.photo-ac.com/

介護保険認定の流れは、要介護認定申請をして、介護認定審査会での審査・判定を受けて、市区町村が要介護認定要支援認定を段階化して認定する仕組みです。それぞれの認定を受けるには主治医の診断書など、介護が必要な状況を証明する書類を添えて、住んでいる市区町村に申請します。受理された結果は、専用システムで各種の項目を入力し、仮の認定結果を算出し、それをベースにして市区町村の職員による本人との面談(訪問調査)、介護認定審査会の委員である医師の判断を受けて、最終的に決定される仕組みです。

このうち、要介護認定は、被保険者が介護サービスを受けるため、該当する要介護状態区分について市区町村の認定を受けることをいいます。もう1つの要支援認定は、介護保険制度上の予防給付を必要とする人に対し、市町村が日常生活において支援が必要かどうかを認定することをいいます。

良く聞く「要介護度」とは何か?


要介護度
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要介護度とは、介護を必要とする人が一体どのくらい介護や支援を必要としているのか、その程度を測るための基準のことです。要介護度はまず、大きく「要支援」と「要介護」の2種類に分かれます。このうち「要支援」とは、現在は介護の必要がないものの、将来要介護状態になる恐れがあり、6か月以上継続して家事や日常生活に支援が必要な状態をいいます。

一方「要介護」とは、原則として6か月以上継続して、入浴、排泄、食事等の日常生活動作について常時介護を要すると見込まれる状態のことをいいます。もちろん、そのいずれにも属さない判定結果もあり、その場合は介護保険のサービスを利用することはできません。ですが、市区町村が独自に実施する「介護保険対象外サービス」を利用できる場合もあるので、あわせて確認しましょう。

要介護度の具体的な状況とは


介護保険
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要介護度と言われても、どのような状態が「要介護」なのか、わかりにくいと思う人も多いでしょう。ここに、具体的な症状を列記して、要介護の基準をわかりやすく示してみます。まず「要支援」とは、排泄や食事はほとんど自分ひとりでできるが、身の回りの世話の一部に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする状態のことです。

そして「要介護」は5段階に分かれています。例えば要介護度3の場合は、身の回りの世話や排泄が自分ひとりでできないことが多く、特に室内外の移動等の動作や、立っている姿勢を自分だけでは維持できないことがある場合です。同時に、徘徊などの問題行動や、記憶障害や理解の低下が見られることがあります。

最も重い要介護度5になると、排泄や食事がほとんどできず、身の回りの世話や移動、姿勢の保持がほとんどできないことに加えて、多くの問題行動や全般的な理解の低下が見られる状態と言えます。

必要な介護が受けられない「判定」がでることも?


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基本的に、介護認定のプロセスは減点法です。できないことが多いと、その分要介護度も上がっていくと考えましょう。例えば、着替えが自分でできるといっても、「たまにできる」のか「時にできない」では、判定に及ぼす影響もかなり異なります。より高い介護度を得ようとすれば、先ほどの例では、後者の言い方を選択するべきです。
また、同じ「できる」でも、「人の手を借りてできる」のか、「時間をかければできる」のでは、判定に与える影響も大きいです。できること、できないことは、その時間やかかる人の手など、できる限り具体的に説明することが重要です。

 

介護保険は、要介護度によって金銭的な負担が異なります。要介護1であれば月額約50,000円、要介護5になれば月額約300,000万円までの介護サービスを、自己負担額1割で利用することができます。
介護は、介護する側の心身の負担はもちろんですが、金銭的負担も大きいです。加入している生命保険や医療保険の内容を見直し、介護が必要になったときの給付が受けられるかどうか、この機会に確認してみてください。

黄昏要人
岡山県在住の39歳。日本実務開発協会認定コーチと東洋文化学院認定心理カウンセラーの資格を活かし、主にボランティアでのカウンセリング活動に関わっています。メンタルヘルスに関すること、コミュニケーションに関すること、IT関連について、みなさんに「そうなのか!」と思っていただける記事を提供してまいりたく思います。
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