入院する前に知っておきたい医療費以外も存在する意外な費用とは?

病気にかかったり、ケガをすることでどうしても付きまとうのが入院という出来事。入院しないと治せない病気やけがもありますが、私たちはその費用について、案外気にしていないものです。

というのも、たいていの場合は生命保険や医療保険によって、手術代や入院費用が補てんされると思っているからです。でも、実際にはそれらの保険の対象とならない費用も存在したりします。この機会に入院に関する費用について、しっかり見直しておきましょう。

保険の対象とならない「差額ベッド代」とは


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出典:http://www.photo-ac.com/

入院すると、個室か相部屋かを選ぶ必要があります。この際、治療の一環で個室に入った場合と、自己都合で個室に入った場合では、差額ベッド代が大きく変わってきます。
例えば、入院中にパソコンや電話を使って仕事をするために、個室に入院したいと病院側に患者側から申し出た場合は、患者が個室での入院を希望するため、医療行為とはみなされず、差額ベッド代がかかります。
個室に入院するのが、医療行為上望ましい場合や、病院の都合で「空いている部屋がここしかない」という意味で個室に入院した場合は、差額ベッド代を支払う必要はありません。
差額ベッド代にここまでこだわる理由は、入院費に占める差額ベッド代の費用が大きいからです。「楽天保険の比較」サイト(http://hoken.rakuten.co.jp/)によると、1か月入院した場合、差額ベッド代が生じなければ10万円程度の医療費がかかりますが、差額ベッド代が加わると1日あたり5,000円×30日の15万円がさらにかかることになります。いくら保険で補てんされるとはいえ、大きな出費と言えます。

意外に気づかない「入院保障金」


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病院によっては入院保証金の支払いを必要とする場合があります。これは、入院時のトラブルを避けるために、前もって入院費用の一部を前納するという仕組みです。複数の診療科目を持つ総合病院の規模では、50,000円程度の入院保証金を求められる場合が一般的です。
退院するときには、かかった費用の一部に組み込まれて清算されますが、生命保険等からの補てんがなされる前に、高額の出費が必要となることを、意外に気づいていない場合も多いので、注意しておきましょう。
同様の事柄でいえば、退院時に必要となる治癒証明や完治証明、病気休暇を取得するために必要な診断書などは、それぞれに費用が掛かりますが、生命保険等の補てん対象とはなりません。診断書料は思ったより高額である場合が多いので、事前に確認しておくことお勧めします。

病院側で指定される「消耗品」


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病気によっては、手術をする場合や、特殊な治療を行うために、病院側が特定の衣類や消耗品を購入するように求められる場合があります。消耗品としては、手術用の衣類、術後に用いる紙おむつ、タオル、歯ブラシなどが挙げられます。
これも、入院する側からすれば避けては通れないものです。自分の愛用のものを使いたいけれど、購入しなくてはいけないと言われると、そのまま購入してしまうことも多いでしょう。
これらの消耗品も、医療行為の一環として必要な物であれば、医療費として認められ、当然生命保険等の対象となりますが、単なる衣類や日用品であれば、対象とならない場合もあるので注意が必要です。

 

入院して、健康な体を取り戻すことは、長い人生の中でも必要不可欠です。でも、必要な費用が生じることも確かで、そんなときのために加入しているのが「生命保険」であり「医療保険」です。
入院してから、これらの保険の見直しをすることはできません。気になる疾病がある場合は、ぜひ入院を前提として、保険の見直しをしておくことをお勧めします。

黄昏要人
岡山県在住の39歳。日本実務開発協会認定コーチと東洋文化学院認定心理カウンセラーの資格を活かし、主にボランティアでのカウンセリング活動に関わっています。メンタルヘルスに関すること、コミュニケーションに関すること、IT関連について、みなさんに「そうなのか!」と思っていただける記事を提供してまいりたく思います。
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