【悲報】30代での保険選択が老後を地獄へ!!在宅医療・介護の罠

週刊ダイヤモンドのネット連載「DIAMOND男の健康」(http://diamond.jp/)に、老後の医療費を心配する30代男性の投稿が掲載されていました。記事によると「老後の医療費が心配だから、終身型の民間医療保険に加入している」という声でした。

 「老後の医療費が心配だから、終身型の民間医療保険に加入している」という声を耳にする。
病気やケガで入院したときの医療費に備えて、民間の生保会社などが販売する医療保険に加入している人は多い。中でも、ここ数年、人気が高いのは「終身型」の医療保険だ。

DIAMOND男の健康:http://diamond.jp/
高齢者医療の流れは「入院から在宅へ」その時、人気の終身型医療保険は役に立つか!? より引用

実際、30代の男性の中には、病気やケガで入院したときの医療費に備えて、医療保険に加入している人は多いです。その中でも、ここ数年人気が高いのは終身型医療保険です。保証が一生涯続くというメリットを享受したいという意向がその背景にあるようですが、自身が高齢者になったとき、果たして終身型医療保険が功を成すのかどうか、今一度考えてみて欲しいのです。

終身型医療保険とは


終身型医療保険
出典:http://www.photo-ac.com/

終身型医療保険は、毎月支払う保険料が一定額で値上がりすることがありません。そのため支払計画が立てやすく、それでいて一生涯保障という安心感が、30代男性に人気を集める理由となっています。
特に男性の場合は、がんや脳こうそくなどの疾病に、50代以降罹患するリスクが高まることから、若い時にそれらのリスクに備えて終身型医療保険に加入しておこうという意向も働いています。
終身型医療保険に入っておけば、入院しても1日1万円の保険が下りるし、手術をしてもその医療費の大半が保険で補てんされるという安心感があるのは確かですが、そこには社会構造に秘められた「大きなリスク」を忘れてしまっています。

入院できない?「在宅医療制度」への切り替え開始


在宅医療制度
出典:http://www.photo-ac.com/

人間だれしも、高齢になるほど病気になる確率は高くなります。でも、これからの日本は3人に1人が65歳以上の高齢者という「超高齢化社会」がやってきます。
そんな時代に対応するために、国では「病院を増やす」のではなく在宅医療の体制作りが始まっているのです。
在宅医療とは、デイサービスとも呼ばれ、自宅に居ながら医療行為を行う方法で、医師や看護師の訪問を受けながら、点滴やリハビリなど、入院している環境と同じ医療行為を自宅で受けるという制度。手術や検査等が生じた場合は、病院への入院もありえますが、術後の入院などで病院のベットを確保する期間を減少させるために、在宅医療制度が本格的に取り入れられようとしているのです。

在宅医療制度は「医療保険対象外」


医療保障対象外
出典:http://www.photo-ac.com/

現在民間で販売されている医療保険の多くは入院給付金がベースとなっていて、実際に入院した場合に1日1万円など、決められた保険金額を支払う契約になっているのです。つまり、入院しなければ給付金を受け取ることはできないわけで、在宅医療制度が本格的に実施されると、入院給付金は一切受け取ることができないのです。
では、老人ホームなどの介護施設に入れば保険対象ではないかと考える人もいるでしょう。しかし、医療保険で入院先として認められているのは、病院や診療所だけなので、介護施設などへの入所は保険の対象外です。
これらのことを踏まえて、今一度医療保険の見直しを考えてみる時期がやってきているのかもしれません。

 

今後、在宅医療が主流となる社会がやってくるということは、入院給付金をベースとした民間医療保険では、自身の老後を守れないリスクが高まっているのは事実です。
特に30代以下の若い世代が終身型保険に加入すると、保険料の支払い期間も長くなり、その割には老後の保障が得られないリスクがあることをふまえ、保険の加入や保険見直しを行う時代が来ていることを忘れないでほしいものです。

黄昏要人
岡山県在住の39歳。日本実務開発協会認定コーチと東洋文化学院認定心理カウンセラーの資格を活かし、主にボランティアでのカウンセリング活動に関わっています。メンタルヘルスに関すること、コミュニケーションに関すること、IT関連について、みなさんに「そうなのか!」と思っていただける記事を提供してまいりたく思います。
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